デジタル魚拓に使う紙は?

情報

普段、何気なく使っている『紙』

『紙』の中には

和紙

洋紙

がありますが、その違いわかりますか?

和紙は家の障子などに使われ、洋紙はコピー用紙に多く用いられています。

一番の違いは、構成される繊維の長さです。

その繊維の長さによって、

和紙は強さ、耐久性、通気性や撥水性を兼ね備えています。

洋紙の方は、繊維が短い分、機械での大量生産ができ、

表面がつるっとしているので、染料がのりやすく印刷にも向いています。

ちょっと驚いたのが、

習字などで使う「半紙」

機械で作る大量生産品の為、洋紙に分類されているそうです。

言われてみれば、表側はつるっとしていますね。

当社で魚拓を印刷している『伊勢和紙』

これは正真正銘、「和紙」です。

先ほども申しましたように、和紙には洋紙のメリットである

染料ののりやすさがないとされてきましたが、

こちらの伊勢和紙は、インクジェット用和紙を開発し、

染料ののりやすい和紙として家庭や制作の現場で活用されているものです。

魚拓は日本古来のもの、

デジタル魚拓という進化は遂げましたが、

ここもまた、進化した和紙とともに

魚拓の素晴らしさを伝えていければいいなと思います。

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